四国地域における地産地消型デジタルレイバーの展望 レポート RPA DIGITAL WORLD TOKYO 2019(RPA(パソコン作業の自動化)技術に関する講演が聞けるイベント)
https://rpa-bank.com/event/digitalworld/tokyo2019-spring/seminar-session.html?tabid=tab&tabnum=3
四国地域における地産地消型デジタルレイバーの展望
のレポートです!
RPAを営業部門で使えるように教育プログラムを作った話です。
情報システム部門でRPAを作るという選択肢もあったけど、四国の他の中小企業にはIT部門がないから今後RPAを普及させる参考にはならない、ということで営業部門にアプローチしたみたいです。
始めは2日間Bizrobo!の研修を受けた人が
営業部門の人に対してBizroboの使い方を教える仕組みを作ろうとして失敗したみたい。
(私からすると無謀なことしたなーっていう印象です。研修だけ受けても実践してないと習熟しない、っていうのが私の考えです)
で、その後で情報システム部員が作ったプログラムがすごかった。
RPA自体への苦手意識を持たせないために
まず先にRPA以外でシステム開発の基礎を学んでもらう工夫をされてました。
1.ITリテラシー不足の補い方
・正規表現の使い方を
テキストエディタで欲しい単語を抜き出すことで学んでもらう
・簡単なホームページの作成をしてもらう
→これは良いです。タグの使い方なんかを理解するのにはうってつけですね。
・Excelの関数の基礎を学んでもらう
2.RPAの操作への苦手意識克服
・簡単な処理だけ使っているけど、使う処理の数自体が多いロボットを営業部門に作ってもらい、苦手意識を無くす
1をやってから2をやることで、RPA への苦手意識や抵抗を少なくして自学自習を進めるのが目的。
3.ドキュメント作成について
・ロボットの設計書の作り方も教える
ロボット化対象業務の洗い出し方法としてのアプローチとして管理部門が業務フロー図の作り方を教えたそうです。
RPAの宣伝やRPA人材の育成にも力を入れてるみたいです。(RPAテクノロジーズと提携してる)
四国でRPAが広まっていないことに課題意識を持っておられる方でした。RPA Community は香川でもやっているから講演してほしいくらいです!