RPA(PC作業の自動効率化)を通じて個人が輝く社会を作る、パソコン業務生産性アップアドバイザー神崎玲奈のブログ

大手会社向けにRPA(簡単に言うとマクロのようなPC作業の自動化のこと)の経験があります。削減した業務時間は年間8000時間以上。 私の夢はRPAって何?という人でもRPAツールを使いこなして業務改革をするだけでなく、その先の個人の幸福を実現することです。 RPA関連の情報が知りたい人におすすめのTwitterアカウント15選に選ばれました!Twitter名 @aimaruleira

四国地域における地産地消型デジタルレイバーの展望 レポート RPA DIGITAL WORLD TOKYO 2019(RPA(パソコン作業の自動化)技術に関する講演が聞けるイベント)

https://rpa-bank.com/event/digitalworld/tokyo2019-spring/seminar-session.html?tabid=tab&tabnum=3

四国地域における地産地消型デジタルレイバーの展望

のレポートです!

 

RPAを営業部門で使えるように教育プログラムを作った話です。

情報システム部門でRPAを作るという選択肢もあったけど、四国の他の中小企業にはIT部門がないから今後RPAを普及させる参考にはならない、ということで営業部門にアプローチしたみたいです。

 

始めは2日間Bizrobo!の研修を受けた人が

営業部門の人に対してBizroboの使い方を教える仕組みを作ろうとして失敗したみたい。

(私からすると無謀なことしたなーっていう印象です。研修だけ受けても実践してないと習熟しない、っていうのが私の考えです)

 

で、その後で情報システム部員が作ったプログラムがすごかった。

RPA自体への苦手意識を持たせないために

まず先にRPA以外でシステム開発の基礎を学んでもらう工夫をされてました。

 

1.ITリテラシー不足の補い方

正規表現の使い方を

 テキストエディタで欲しい単語を抜き出すことで学んでもらう

 

・簡単なホームページの作成をしてもらう

→これは良いです。タグの使い方なんかを理解するのにはうってつけですね。

 

Excelの関数の基礎を学んでもらう

 

2.RPAの操作への苦手意識克服

・簡単な処理だけ使っているけど、使う処理の数自体が多いロボットを営業部門に作ってもらい、苦手意識を無くす

 

1をやってから2をやることで、RPA への苦手意識や抵抗を少なくして自学自習を進めるのが目的。

 

3.ドキュメント作成について

・ロボットの設計書の作り方も教える

 

ロボット化対象業務の洗い出し方法としてのアプローチとして管理部門が業務フロー図の作り方を教えたそうです。

 

RPAの宣伝やRPA人材の育成にも力を入れてるみたいです。(RPAテクノロジーズと提携してる)

 

四国でRPAが広まっていないことに課題意識を持っておられる方でした。RPA Community は香川でもやっているから講演してほしいくらいです!