RPA(PC作業の自動効率化)を通じて個人が輝く社会を作る、パソコン業務生産性アップアドバイザー神崎玲奈のブログ

大手会社向けにRPA(簡単に言うとマクロのようなPC作業の自動化のこと)の経験があります。削減した業務時間は年間8000時間以上。 私の夢はRPAって何?という人でもRPAツールを使いこなして業務改革をするだけでなく、その先の個人の幸福を実現することです。 RPA関連の情報が知りたい人におすすめのTwitterアカウント15選に選ばれました!Twitter名 @aimaruleira

RPA(パソコン作業の自動)化基準である、定型作業とは?繰り返しが多いとは?

業務をRPA化する基準としてよく言われているのに下記の2つがあります。

①定型的・単純作業であること

②繰り返し作業であること

実際のRPA化対象業務の選定のときにこの2つの基準がどう使われるか、を紐解いていきたいと思います。

 

①定型的・単純作業であること

→この表現だと意見が分かれそうですね。

 

何度も同じこと言っていますが、意外と業務中に人間は判断しています。

 

業務を一つ一つ分解していくと、単純でも処理パターンが実は10通りもあったり、システムの処理結果によって差し戻しがあったりと実に様々です。

パターンによって参照するシステムが違ったりもします。

 

現場部署から単純作業です。と言われて実際ヒアリングに行くと、実は人間の判断が細かく入っていた、なんてことはザラにあります。

まずは自分の業務を

「書き出す」ことで冷静に見つめ直すことができますよ。

 

②繰り返し作業であること

→これも何回なのかが不明確な基準ですよね。

5回繰り返したらそれでRPAロボット化することにメリットがあるのか(正直ないことが多い)?はたまた100回の繰り返しなのか?

一つの顧客に対して5回繰り返しで検索があるという意味で繰り返しなのか?

(繰り返しの単位も複数あるときがありますよ)

もちろん繰り返しが多ければ多いほどメリットは出ます。