RPALTで聞いたこと その4(RPA開発のジレンマ)
RPA開発のジレンマについて書きます。
RPALTでは、「RPA開発はシステムより安価だが、システム並みの品質が求められる。
以前システムではなくRPAで開発をしたのだが、システムと同様の金額がかかってしまった」という話を聞きました。
前提としてRPA開発はシステム開発より安いというのがウリなので、お客様はシステムほどにはお金を出してはくれない傾向があります。(それもどうかな?って思うのですが)
ただ要件定義が複雑すぎて手がかかるお客様もいれば、要望が後から後から出てきすぎるお客様もいる。
エラーハンドリングやエンハンス性の確保、テストにも時間がかかる。設計書や運用方法のドキュメント作成にもそれなりの質が求められる。
お客様には伝え続けていくしかないのですが、エンジニアが「どこに工数をかけてどこで価値を出すか?」にも繋がってきそうですね。
と同時にエンジニア側でも効率化の工夫が求められます。
お客様は開発の早いRPAエンジニアを常駐させられればそれでいいのかもしれません。。