RPA(PC作業の自動効率化)を通じて個人が輝く社会を作る、パソコン業務生産性アップアドバイザー神崎玲奈のブログ

大手会社向けにRPA(簡単に言うとマクロのようなPC作業の自動化のこと)の経験があります。削減した業務時間は年間8000時間以上。 私の夢はRPAって何?という人でもRPAツールを使いこなして業務改革をするだけでなく、その先の個人の幸福を実現することです。 RPA関連の情報が知りたい人におすすめのTwitterアカウント15選に選ばれました!Twitter名 @aimaruleira

「業務効率化」って結局何だろう?

「業務効率化」って結局何だろう?

本日はロボを離れて仕事に関する価値観を書いていきます。

昔は200時間以上残業してた。
本当に嫌だった。うつにもなりかけた。一緒に働く人にガミガミ怒って傷つけたりもした。
やってもやっても仕事が降ってくるの。終わりがないの。
周りは全然助けてくれないの。来る日も来る日も仕事のことしか考えていないし、仕事離れて遊ぶのに罪悪感を感じていたりもした。

自分がこんなに働いているのに周り(関係部署含む)はこんなに早く帰るんだろう?
ロクに仕事もできないのに?
周りが知識ないから私がやり続けるんだよってずっと相手のことを責め続けた。

違うんだよね。早く帰る人は自分の人生に真剣だったんだよ。
疲れた とか自分の感情に正直だったわけ。

「自分から仕事取ったら何が残るんだろう?」って漠然とした恐怖があった。
だからものすごい勢いで働いていた。知識の必要な仕事ができることこそが自分の価値だって本気で思ってた。
昔は人の感情も自分の感情にも配慮できずに人も自分もロボみたいに機械みたいに扱うことでとにかく早く仕事を「効率的に」終わらせようとしていた。でも上手くいかなかった。
仕事だけが人生だったから、友達も家族も大事にしてなかった。

 

 

きっかけはたまたまだったけどRPAに関わらせてもらって、人が早く帰れるって喜びなんだって改めて気づいた。
社外の人の助けを借りて、自分の心とも徹底的に向き合った。できない自分を受け入れるようにもなった。

今の私はそこまで人を責めたりはしていない。
私も早く帰って自分の心が喜ぶ時間をゆっくりと過ごしたい。
旅行するとかまったり映画見るとか仕事以外でやりたいことをとことんやりたい。

 

やっと感情や大事にし始めた今の私が「業務効率化」としてやっていることは
・手戻りが少なくて済むように始めは業務を丁寧にやること(無駄なことはやっぱり嫌いです)
・迷わないようにルールを決めること
・多少できなくても安心して質問でき、助けあえるチームを作ること
・時間じゃなくて自分の生む価値を考えて仕事すること
・価値を生まない業務はしないように、常に自分がやっていることの意味を考えること
Excelのショートカットとか便利ツールなどの「細かい工夫」を重ねていくこと
・重ねた細かい工夫をシェアしあうこと(RPAツールでのノウハウもこれだね)
・自分の中の面倒くさがりを一つ一つ見つけていくこと(面倒臭くて業務に着手しないって私だけ?)
・人の心の癖に合わせたサポートをすること

 

働きすぎて心がぼろぼろになるだなんていう思い、他の人には全くもってしてほしくないんです。
残業少なくて済む社会を作りたい。大事な人生の時間を会社だけに持っていかれるだなんてもったいなさすぎです。
もし昔の自分と似た思いをしている人がいたら、あなただけじゃないよって伝えたい。

 

書いてて、よくここまで考え方変われもんだ。
自分よしよーしヾ(・ω・`)