RPA(PC作業の自動効率化)を通じて個人が輝く社会を作る、パソコン業務生産性アップアドバイザー神崎玲奈のブログ

大手会社向けにRPA(簡単に言うとマクロのようなPC作業の自動化のこと)の経験があります。削減した業務時間は年間8000時間以上。 私の夢はRPAって何?という人でもRPAツールを使いこなして業務改革をするだけでなく、その先の個人の幸福を実現することです。 RPA関連の情報が知りたい人におすすめのTwitterアカウント15選に選ばれました!Twitter名 @aimaruleira

RPA導入に求められるスピード感とその実態

お客さんは一刻でも早く「単純作業から解放されて楽になりたい」訳です。


効果を出すロボ開発に一か月以上かかると言われて、
それなら開発委託は諦めようとした方もいました。

開発委託される側は常駐だとその業務に集中できますが、他のタスクを持っていることもあって(完全にベンダー側の都合です)依頼される業務だけやっているという訳ではありません。

マニュアルさえ渡せば(そんなに難しいものではなかったです)
2-3日でロボが出来上がってくると思っていた方もいました。

簡単と言われているだけあって期待が高いのか、それとも開発のスピード感を感じたことがないのかどっちかなんですよね。
システム開発より早い、と言われているけどそこまで早くないです(笑)

 

マニュアルがあってもそれは完璧にユーザーの操作が書かれている訳ではありません。
常駐じゃないならシステムを触れる環境の準備をする必要がある(これ意外と申請で時間かかる)

動きもの作るだけならすぐにできるかもしれない、でもこっちは止まらないよう、かつ止まってもどこが止まったかわかるようにしている。
マニュアル・設計書も作っている(作らないとブラックボックス化して野良ロボとなる)


RPA使う側はエンジニアと相対した経験がないので、どのくらい時間がかかるか、は私たちが啓蒙していかなくちゃいけないんだな と感じました。
でもどう言ったらいいか、は私も答えもってないです(^^;)